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装飾

未来の建築の可能性を考えるにあたり、あえて提案したいキーワードは「装飾」です。私たちは建築にもアートにも共通するテーマとして、「装飾の再考」を目指しています。「装飾」という言葉は現代建築において、葬り去られたかのように考えられがちな概念ですが、本当にそうなのでしょうか。「装飾」の定義が「特にそれ自体が機能を持たず視覚的美感に訴えるもの」だとすれば、機能のない視覚的美しさ一般を装飾と呼ぶこともできるのかもしれません。今日の建築における植物や緑化の扱い方の中には、審美的判断があるのではないか。植物を用いる事による視覚的美とは、つまり植物による装飾なのではないか…。自然と建築、また二次元的と三次元的との関係の新たな可能性を考えるために、装飾という概念を今一度再考することに意味があるのではないかと考えています。

2.5 architects

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森藤文華
葛 沁芸

2.5 architects
専門分野|意匠
活動地|東京
生まれ|1987

[現在のプロジェクト]
私たちは2人で2.5 architectsという建築事務所を共同主催しています。現在いくつかの住宅やリノベーションのプロジェクトに取り組んでいますが、元来の建築の領域にとらわれずアートやグラフィックデザインを含めて、作品制作を行っています。昨年は中之条ビエンナーレ2015に「自然そのものが装飾芸術である」というテーマで作品を出展させていただきました。このテーマには建築だけでなくありとあらゆる芸術に根底するものとして、芸術の「起源」としての「自然」自体の捉え方を再考したい、というコンセプトが込められています。建築作品としては、昨年は20代の若い独身男性のためのリノベーション計画を竣工させ、また現在施工中の物件としては、オーストラリア人家族のための別荘の計画が進行中です。両プロジェクトとも、セカンドハウスあるいはサードハウス的な住宅であり、新しいライフスタイルのための計画を通じて、未来の建築の可能性を模索しています。
環境空間性職能の拡大

2.5 architects

3 comments for “2.5 architects 森藤文華 葛 沁芸”

  1. 加藤詞史 より:

    アートと装飾、歴史観にたってどのような可能性を呈示されるか期待しています。

  2. 長谷見 雄二 より:

    「現在のプロジェクト」の文章を読んだり、畳の上に川原石が沢山ある写真を見て、篠原一男さんがセカンドハウスとして設計した「土間の家」を思い起こしました。美的で豊な空間ですが、「土間の家」の土は、どう捉えたら良いのだろうか

  3. 板垣宜雄 より:

    頑張ってくださいね!
    応援しています。

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