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ローカライズされた暮らしの価値基準

地域固有のローカライズされた暮らしの価値基準を獲得していくことが、これからのまちには大切だと感じる。
30年後1800の自治体が消滅すると言われる時代において、大都市・地方都市でもない山間の田舎まちに暮らす僕たちは、そこにどのようなまちの未来を見出すのか。都市型のまちづくり・活性化を目指すのはナンセンスだ。(しかし、地方都市にも満たない田舎でさえ「まちの発展・活性化」=「都市化」の文脈でまだ語られているようで、違和感を感じることも多い。“まちづくり”という言葉自体が、そうしたかつての普遍的な価値基準を内包しているからかもしれない。)
ローカライズされた地域固有の価値のものさしで、ここでしか獲得できないライフスタイルや確かな魅力をしっかりと築いた先に、これからのまちの未来は開けているように感じる。少なくとも、僕はそうしたまちに共感を覚える。

石野啓太

信楽焼 明山窯・任意団体ROOF代表
専門分野|陶芸/まち/編集/デザイン
活動地|滋賀県信楽町
生まれ|1985

[現在のプロジェクト]
陶器のまちとして有名な滋賀県信楽町にて、家業の窯元「明山」にて窯業に携わる一方、“地域”の新しいエリアイメージを発信する編集ユニット「ROOF」をたちあげ、信楽のまちづくりに関わっている。
信楽は陶器のイメージを中心とした一定以上の知名度を持つまちである。しかし、それは一方でこのまちのイメージを固定化してしまって久しく、地場産業が低迷を続ける今、もう一度原点に立ち返ったまちの考え方が必要である。
私たちはこのまちの本質を、陶器だけでない1300年のものづくりの暮らしの歴史に裏打ちされた個性豊かな文化蓄積・土壌にあると考え、地域資産の「編集」「みたて」という行為を通して、地域固有の新しい魅力の再発見に取組んでいる。
ここに暮らし働く若手の僕たち自身が、誇れる地域としての暮らしの満足感を高めること。そのための見え方、あり方、伝え方をデザインすること。こうした“自分ごと”の興味の先に、新しい地域像と共感を見出していきたい。
地方地域資源マネジメント

01:リノベーションした「FUJIKI」内観 02:アートイベント企画「土と手プロジェクト」 03:障がい者と作家による協働創作プロジェクト「Shigaraki Art Communication」

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