建築文化週間2018

建築夜楽校2018

シンポジウム「建築のインターフェイス」

インターフェイスとは、一般的にはコンピュータのディスプレイなどを指しますが、より広い定義としては「異なる概念的領域がつながる接点部分を指す語」(実用日本語表現辞典)です。つまり、インターフェイスの問題を考えることは、近年2回の建築夜楽校で議論してきた「連続(接続)と切断」の問題を発展させることに繋がります。
建築におけるインターフェイスの問題は、建築の歴史上さまざまな形として顕れてきましたが、ここではポストモダニズム以降から現代までに着目し、建築家、美術家、研究者をお招きすることで、建築におけるインターフェイスのあり方を議論します。

日 時 10月2日(火)18:00~20:30(開場17:30)
会 場 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

講演者 青木 淳(建築家、青木淳建築計画事務所)
谷口暁彦(美術家、多摩美術大学講師)
水野勝仁(インターフェイス研究者、甲南女子大学准教授)
モデレーター 平野利樹(建築家、東京大学助教)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 300名(申込先着順)
参加費 無料
申込方法 日本建築学会ホームページ「催し物・公募」欄よりお申し込みください。
動画配信 実施

パラレル・セッションズ 2018

「プロジェクト・リノベーション」

2016年に本会創立130周年記念として開催された特別企画「パラレル・プロジェクションズ」の初日と後半の3日間に実施した「パラレル・セッションズ」は、自らエントリーした参加者の積極性と前向きさ、また自らの実践に即することで、予定調和に陥ることのないスリリングな場が展開されました。
そこで今年は、「パラレル・セッションズ」形式のエントリー制によるオープンなディスカッションイベントを開催し、異なる専門性をもった参加者によるフラットな議論の場をつくり、その中から新しい建築の文化が立ち上がることを期待します。

協 賛 富士木材
日 時 10月21日(日)10:00~19:00
会 場 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

・募集概要

対 象 建築の教育を受けた方
建築に関する活動を実践している方
建築に関するプロジェクトを進めている方(年齢不問)
定 員 50名(原則個人での参加
参加費 無料
応募方法・応募締切 パラレル・セッションズ専用ホームページをご覧ください。

・公開セッション

日 時 10月21日(日)15:00~18:30
会 場 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

ゲスト 川添善行(東京大学准教授)
菊地マリエ(公共R不動産コーディネーター)
高橋寿太郎(創造系不動産代表)
西沢大良(西沢大良建築設計事務所主宰、芝浦工業大学教授)
馬場貞幸(法律事務所A team、Arts and Law、ライツアンドクリエイション理事)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 70名(申込先着順)
参加費 無料(懇親会費1,000円)
申込方法 日本建築学会ホームページ「催し物・公募」欄よりお申し込みください。

カルチベートトーク2018

「建築-広告からメディアアートへ」

建築出身ながら、デジタルデザインの旗手として、広告や歌手Perfumeの映像制作プロデュースから照明デザイン、そして都市計画のコンサルから建築BIMの活用まで手掛け、世界的に活躍される、ライゾマティクス齋藤精一氏より、現代社会における潮流「建築-広告-メディアアート」のシームレスな関わりについて語っていただきます。

日 時 10月11日(木)18:30~20:00(開場18:00)
会 場 建築博物館ギャラリー(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築博物館ギャラリー(東京都港区芝5-26-20)

講演者 齋藤精一(ライゾマティクス代表取締役社長)
モデレーター 濱野裕司(竹中工務店 東京本店設計部長)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 50名(申込先着順)
参加費 500円(懇親会費)
申込方法 日本建築学会ホームページ「催し物・公募」欄よりお申し込みください。

「住宅メーカーのデザイン」

ハウスメーカー4社より、その強みや魅力など、住宅の「デザイン」や住宅建築にかけるさまざまな思いを伺います。

日 時 10月31日(水)18:30~20:00(開場18:00)
会 場 建築博物館ギャラリー(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築博物館ギャラリー(東京都港区芝5-26-20)

講演者 加藤常孝(住友林業 理事 住宅・建築事業本部建築デザイン室室長)
笹栗和幸(積水ハウス 徳山支店 設計課長・チーフアーキテクト)
手島秀典(大和ハウス 周南支店 主任・ハウジングマイスター)
白浜一志(ミサワホーム 執行役員 商品開発担当)
モデレーター 濱野裕司(前掲)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 50名(申込先着順)
参加費 500円(懇親会費)
申込方法 日本建築学会ホームページ「催し物・公募」欄よりお申し込みください。

学生ワークショップ2018

「建築学生サミット2018秋-平成の建築を考える」

本イベントの目的は、全国の建築を学ぶ学生が集まり、議論し交流することによって、現在の学生の意識を建築界へ発信することです。2018年3月にせんだいデザインリーグ2018卒業設計日本一決定戦の関連企画として仙台で開かれた「建築学生サミット」に引き続いて、「建築学生サミット2018秋-平成の建築を考える」を開催いたします。平成生まれの学生が「平成建築」を考えることをメインテーマに、2日間にかけて学生主体で議論を行います。若い世代が次世代の建築に一石を投じることを目指し、1日目は学生だけで議論し、2日目は「平成」時代に建築界で活躍してきた数人の建築関係者も交えて議論を発展させます。平成最後の秋に、平成の建築について議論し、記録を作成しながら振り返ることが狙いです。

協 賛 総合資格 / 総合資格学院、建築資料研究社 / 日建学院
日 時 1日目 10月27日(土)10:00~19:30
2日目 10月28日(日)10:00~19:30
会 場 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

講 師 八束はじめ(建築家・批評家、芝浦工業大学名誉教授)
豊田啓介(noiz architects共同主宰)
市川絋司(明治大学助教)
実行委員 加川大樹(代表、東北大学3年)、池本祥子(副代表、名古屋市立大学3年)、小笠原隆(名城大学3年)、木田大夢(新潟大学4年)、高木慎太郎(金沢工業大学2年)、利根川瞬(金沢工業大学2年)、中谷圭佑(東北大学4年)、新田竜世(東北大学3年)、山口裕太(名古屋工業大学4年)、梁取高太(新潟大学4年)

・学生サミット参加募集概要

対 象 建築系の学校に通う学生
定 員 50名
参加費 無料
申込方法 学生ワークショップ2018専用ホームページよりお申し込みください。
問合せ 学生ワークショップ2018専用アドレス
E-mail:archi.std.cf@gmail.com

・観覧希望者

対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 50名
参加費 無料
申込み 事前申込み不要。直接会場へお越しください。
問合せ 学生ワークショップ2018専用アドレス
E-mail:archi.std.cf@gmail.com

学生グランプリ2018

「銀茶会の茶席」

日本建築学会では全銀座会からの依頼を受け、コンペに出品された作品のうち2018年の最優秀作品を銀茶会(銀座三越)で展示します。学生が原寸大で設計・施工するオリジナリティあふれる茶席空間をお楽しみください。

*「銀茶会」は、年に一度、銀座通りの周辺にお茶席を設けて行われる野点大茶会です。当日は、表千家、裏千家、武者小路千家、江戸千家、遠州流茶道、煎茶道の六流派のお茶席のほか、点茶の体験コーナーがあり、2018年で17回を迎えます。2009年より、学生の設計・制作による学生創作茶席を展示・使用してきました。

主 催 日本建築学会
共 催 全銀座会
応募締切 終了(8月2日)
第一次審査 終了(8月9日)

・第二次審査

日 時 10月7日(日)13:30~15:30
会 場 建築会館イベント広場(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築会館イベント広場(東京都港区芝5-26-20)

審査員 <審査員長>
丹下憲孝(丹下都市建築設計会長)
<審査員>
本阿彌守光(武者小路千家)
風間喜一(表千家同門会東京支部事務長)
東海林憲昭(三越銀座店長)
伊藤 明(全銀座会催事委員長)
鵜飼哲矢(九州大学大学院准教授)
川合智明(建築文化事業委員会委員長、竹中工務店執行役員設計本部長)
斎藤公男(日本大学名誉教授)
佐藤 淳(東京大学准教授、佐藤構造設計事務所主宰)

銀茶会

日 時 10月28日(日)(時間は銀座公式ウェブサイトをご覧ください)
展示期間 10月25日(木)~29日(月)
会 場 銀座三越新館9階テラス(東京都中央区銀座4-6-16)周辺地図

銀座三越新館9階テラス(東京都中央区銀座4-6-16)

トウキョウ建築まち歩き

見学会「湯島・本郷」

【受付終了】

建築物を巡り歩く実体験を通してまちと建築の過去、現在、未来への知見を広げ、同時にその成り立ちに関わる方々の思いを知ることで、まちと建築への多角的な視点を獲得することをねらいとしています。
今回は、ジョサイア・コンドル、東京大学本郷キャンパスの内田祥三と岸田日出刀、そして武田五一による戦前の建築が現代に残る姿を見て歩きます。

日 時 10月16日(火)13:00~17:00
見学ルート 旧岩崎邸-国立近現代建築資料館-東京大学本郷キャンパス(広報センター(旧医学部附属病院夜間診療所)、大講堂(安田講堂)、工学部1号館などの内田および岸田の作品のほか、現代の建築家の作品)-求道会館-求道学舎周辺地図

旧岩崎邸-国立近現代建築資料館-東京大学本郷キャンパス(広報センター(旧医学部附属病院夜間診療所)、大講堂(安田講堂)、工学部1号館などの内田および岸田の作品のほか、現代の建築家の作品)-求道会館-求道学舎

集合場所 不忍池12:30集合
(池之端一丁目交差点の上野公園入口、地下鉄千代田線湯島駅1、2番口至近)
解散場所 求道学舎(東京都文京区本郷6-20)
解説者 千葉 学(東京大学大学院教授)
近角真一(集工舎建築都市デザイン研究所代表取締役)
ナビゲーター 大森晃彦(建築メディア研究所代表)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 30名
参加費 500円(資料代ほか)
申込み 定員に達したため、受付を終了いたしました。
備考 集合場所(地図)のほか詳細は、専用ホームページをご覧ください。

建築文化考

シンポジウム「食空間のイノベーションと都市」

建築文化考は、建築物が社会の財産・文化として定着するために、建築が何をすべきかを考える機会として企画され、今回で3回目となります。本年度は、「食空間のイノベーションと都市」をテーマに、食に端を発する都市建築への展開事例や動向を追いながら、建築の持つ役割と価値について考える場とします。
近年では、都市の食空間への注目が高まり、そこでの「モノとコト」が建築として一体化するべく、プランニング段階から、デザインとプログラムが創発的に検討され実現されています。竹中工務店の松下氏には、食の商空間を中心に企画・設計から運営が目指す都市開発を、前武蔵野市長の邑上氏には、都市内農業と学校給食を結ぶなどの行政的な視点からのまちづくりを、気鋭の建築家である仲氏には、住まいと働き方、外食等を結びつける半公共的なアイディアが開く可能性を中心に、お話しいただきながら議論を深め、食文化そのものから、都市の風景や景観、商業施設が担う賑わいや街での役割などについて考えます。

日 時 10月5日(金)18:00~20:30(開場17:30)
会 場 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

講演者 邑上守正(前武蔵野市長、亜細亜大学客員教授)
仲 俊治(仲建築設計スタジオ)
松下完次(竹中工務店)

※中川敬文氏(UDS代表取締役社長)は、諸事情により、ご欠席となります。
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 300名(申込先着順)
参加費 無料
申込方法 日本建築学会ホームページ「催し物・公募」欄よりお申し込みください。