建築文化週間2021

コロナ禍での開催にあたって
本部企画・支部企画ともに、新型コロナウイルス感染症等の状況により、急遽開催の延期・中止または開催方法の変更等が生じる場合があります。
最新の情報は本会Webサイトで随時お知らせいたしますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。支部企画については、直接主催支部へお問い合わせください。

講演会・見学会「小樽の建築 魅力再発見」

 昨年の10月、小樽港は開基150周年を迎えました。運河周辺には港の発展を支えた数多くの歴史的建造物が保存活用され、小樽市民の誇りとなり、観光産業を支える大きな魅力となっています。街中を歩くと、様々な様式を身にまとった西洋風の建築と石造り倉庫に目を奪われます。今回の講演会では文化財建造物について、見学会では昭和を代表するモダニズム建築に焦点をあて、新しい小樽の魅力を再発見したいと思います。前半の講演会は市立小樽美術館で行い、後半の見学会はモダニズム建築のリノベーションの好例として市立小樽美術館・小樽文学館(旧郵政省小樽地方貯金局)、旧三井物産小樽支店など色内(いろない)地区の再利用の事例を見学いたします。歴史的建造物が小樽の地域資源として身近にあることを体感いただける見学会です。ぜひ、ご参加ください。

主 催 日本建築学会北海道支部
後 援 小樽市教育委員会
日 時 10月16日(土)13:00~16:00
会場および見学先 市立小樽美術館・小樽文学館(旧郵政省小樽地方貯金局)、松田ビル(旧三井物産小樽支店)ほか周辺地図

市立小樽美術館・小樽文学館(旧郵政省小樽地方貯金局)、松田ビル(旧三井物産小樽支店)ほか

集合場所 市立小樽美術館(北海道小樽市色内1-9-5)
・講演会
日 時 10月16日(土)13:00~14:00
講演者 豊城浩行(文化庁文化財鑑査官)
・見学会
日 時 10月16日(土)14:10~16:00
解説者 日本建築学会北海道支部歴史意匠専門委員会委員3名

対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 25名(申込先着順)
参加費 無料
申込方法 10月8日(金)までに、ハガキまたはE-mailにて「氏名・年齢・所属・住所・電話番号」を明記のうえ、お申し込みください。
申込先・問合せ 釧路工業高等専門学校 創造工学科 建築学分野 西澤研究室
〒084-0916 北海道釧路市大楽毛西2-32-1
TEL:0154-57-7378 FAX:0154-57-6252
E-mail:nisizawa@kushiro-ct.ac.jp
詳 細 北海道支部Webサイトをご覧ください。
http://hokkaido.aij.or.jp/wp/

第46回「北海道建築賞(2021年度)」表彰式・記念講演会

 2021年度第46回北海道建築賞を受賞された方々に、受賞作品を語っていただき、その後パネルディスカッションを開催いたします。

主 催 日本建築学会北海道支部
日 時 10月22日(金)18:00~20:30
会 場(予定) 北海道大学遠友学舎(北海道札幌市北区北18条西7)周辺地図

北海道大学遠友学舎(北海道札幌市北区北18条西7)

講演者 北海道建築賞受賞者
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 80名(当日先着順)
参加費 無料
申込み 事前申込み不要。直接会場へお越しください。
問合せ 日本建築学会北海道支部
TEL:011-219-0702 FAX:011-219-0765
E-mail:aij-hkd@themis.ocn.ne.jp
詳 細 北海道支部Webサイトをご覧ください。
http://hokkaido.aij.or.jp/wp/

ワークショップ「くしろ防災屋台村」

<開催中止>

 釧路の建築関係団体が開催している「くしろ安心住まいフェア」にて、幼児から小学生程度の子どもを対象とした「くしろ防災屋台村」を開催いたします。会場である釧路市こども遊学館にて都市防災専門委員がミニブースを設け、建物の構造と揺れ方等についてわかりやすく伝えるワークショップです。ぜひ、お越しください。

主 催 日本建築学会北海道支部
共 催 北海道釧路総合振興局および建築関係団体
日 時 10月23日(土)10:00~16:00
会 場 釧路市こども遊学館(北海道釧路市幸町10-2)周辺地図

釧路市こども遊学館(北海道釧路市幸町10-2)

講 師 日本建築学会北海道支部都市防災専門委員会委員
対 象 幼児から小学生程度の子どもとその保護者
参加費 無料
申込み 事前申込み不要。直接会場へお越しください。
※本年度は開催中止となりました。
 誠に恐れ入りますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
問合せ 日本建築学会北海道支部 都市防災専門委員会 竹内慎一
TEL:0166-66-4237 E-mail:takeuchi@hro.or.jp
詳 細 北海道支部Webサイトをご覧ください。
http://hokkaido.aij.or.jp/wp/

第31回「東北建築作品発表会」

 東北地方における優れた建築活動を広く人々に知っていただくとともに、設計者や建築関係者の相互の研鑽の場として、東北地方の建築における共通課題を探求します。また、本発表会での発表ならびに質疑は、東北建築賞作品賞の第一次審査の対象といたします。

主 催 日本建築学会東北支部
日 時 10月9日(土)9:30~16:30(入室は15分前より可能)
会 場 オンライン(Zoomミーティング)
発表資格 第42回東北建築賞作品賞の応募者
発表部門 発表部門は次の3部門とする。
・小規模建築物部門
 延べ床面積500平方メートル未満の建築物を対象
・一般建築物部門
 延べ床面積500平方メートル以上の建築物を対象
・その他の建築物部門
 上記以外の作品を対象
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 200名(申込先着順)
参加費 無料
申込方法 日本建築学会Webサイト「催し物・公募」欄よりお申し込みください。
問合せ 日本建築学会東北支部
〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉1-5-15 日本生命仙台勾当台南ビル4階
TEL:022-265-3404 FAX:022-265-3405
E-mail:aij-tohoku@mth.biglobe.ne.jp
詳 細 東北支部Webサイトをご覧ください。
http://tohoku.aij.or.jp/

構造デザインフォーラム2021(第26回)

「『建築と構造が融合したデザイン』を再考する」

 1995年にスタートした構造デザインフォーラム(Structual Design Forum:SDF)は今年で26回目を迎えます。SDFは、建築文化事業の一環に位置づけられており、例年、「アーキニアリング・デザイン展」との連携を計りながら企画しております。
 今年度のSDFは、「『建築と構造が融合したデザイン』を再考する」と題して開催いたします。2007年に、建築(意匠)と構造(技術)の融合・触発・統合のありようを力強く志向する理念―アーキニアリング・デザイン(AND)の言葉が日本建築学会から発せられ、本来、建築が持つべき役割と魅力を社会に伝え、分野横断的な視点を建築界で共有し、その視点をカタチとして構築することが期待されました。アーキニアリング・デザインの誕生から13年が経過する今、近年の建築作品を通じてアーキニアリングの実績を振り返り、建築と構造の融合が空間にどのように貢献してきたのかを考えます。
 上記のような視点での講演後、パネルディスカッションにて建築・空間・形態・構造の関係性、建築と構造が融合したデザインなどについて討論します。

主 催 日本建築学会関東支部構造専門研究委員会
日 時 11月6日(土)15:00~18:00
会 場 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)周辺地図

建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)

講演者 荒木美香(荒木美香構造設計事務所)
喜多村淳(太陽工業)
田尾玄秀(樅建築事務所)
中村 伸(日本設計)
モデレーター 斎藤公男(日本大学名誉教授)
司 会 山我信秀(NTTファシリティーズ/設計WG主査)
定 員 100名(申込先着順)
参加費 一般1,000円、学生500円
申込方法 日本建築学会Webサイト「催し物・公募」欄よりお申し込みください。
問合せ 日本建築学会関東支部
TEL:03-3456-2050 E-mail:kanto@aij.or.jp
詳 細 関東支部Webサイトをご覧ください。
http://kanto.aij.or.jp/

 見学会等の開催を予定しておりましたが、今年は開催を中止いたします。

第2回 地域再生・活性化の建築力

シンポジウム「これからのこども園を考える」

 人口減少・少子高齢化時代に入り、これからの日本で生活する多くの人々にとって、地域の再生・活性化は大きな課題となっています。そこでも核となるのは人であり、建築は人々の生活を支える基盤です。今回は、未来につながる人を育む「こども園」をテーマにシンポジウムを開催いたします。これまでの取り組みやこれから必要となる建築など、地域と建築の持つチカラについて考えます。

主 催 日本建築学会北陸支部福井支所
日 時 10月1日(金)13:00~15:15
会 場 オンライン(Zoom)
講演者 小山賢哉(象設計集団)
青木一実(atelier-fos)
コーディネーター 藤田大輔(福井工業大学准教授)
司 会 西本雅人(福井大学講師)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 100名(申込先着順)
参加費 無料
申込方法 9月24日(金)までにE-mailにて、タイトルに「2021建築力申込」、
本文に「氏名・所属先・連絡先(TEL、E-mail)」を明記のうえ、お申し込みください。
申込先・問合せ 福井大学 工学部建築建設工学講座 西本研究室
E-mail:nisimo10@u-fukui.ac.jp
詳 細 北陸支部Webサイトをご覧ください。
http://hokuriku.aij.or.jp/

とやまたてもの探偵団2021

見学会「立山にまつわる建築巡礼」

 <開催中止>

 今回の見学会では、古くから山岳信仰の対象となってきた立山にまつわる建築を巡ります。まず初めに立山博物館(設計:磯崎新)にて、立山の歴史やその信仰のあり方を学び、周囲に残る歴史的建造物(教算坊、善道坊、閻魔堂、嶋家)の見学を通して、その歴史的な空間を体感します。また、まんだら遊苑(設計:六角鬼丈)や遙望館などの現代の建築物を通して、新たに価値付けられた立山の魅力を再発見したいと思います。

主 催 日本建築学会北陸支部富山支所
日 時 10月2日(土)9:00~16:30
見学先 立山博物館、まんだら遊苑、善道坊、嶋家住宅、旧有馬家住宅ほか周辺地図

立山博物館、まんだら遊苑、善道坊、嶋家住宅、旧有馬家住宅ほか

集合場所 富山駅9:00集合
解説者 萩野紀一郎(富山大学准教授)
森本英裕(職藝学院准教授)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 30名(申込先着順)
参加費 2,000円(昼食代、バス代、保険代、施設入場料等)
申込方法 9月23日(木・祝)までに、E-mailまたはFAXにて「氏名・所属先・連絡先(TEL、FAX、E-mail)」を明記のうえ、お申し込みください。
※県内の感染状況を鑑み、本年度は開催中止といたしました。
 誠に恐れ入りますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
申込先 日本建築学会北陸支部富山支所
事務局 富山県建築士事務所協会 土肥
TEL:076-442-1135 FAX:076-442-1180
E-mail:yoshikazu.doi@toyamajk.org
問合せ 職藝学院 森本英裕
E-mail:morimoto@shokugei.ac.jp
詳 細 北陸支部Webサイトをご覧ください。
http://hokuriku.aij.or.jp/

第10回 越前・若狭の建築文化探訪

見学会「国指定重要文化財大安寺の保存修理」

 大安寺は、福井藩四代藩主が開いた臨済宗妙心寺派寺院であり、方丈形の江戸時代前期の本堂をはじめ、壮観な伽藍が良好に残っているとして国指定重要文化財になっています。現在、文化財の解体・保存・修理を行っており、その現場を見学します。屋根の外れた本堂の姿を見ることができるのは、この時期しかありません。修理を監理する専門家の解説を聞きながら、現場の今を体感してください。

主 催 日本建築学会北陸支部福井支所
協 力 文化財建造物保存技術協会、松浦建設
日 時 10月2日(土)13:30~14:30
見学先 大安寺本堂ほか周辺地図

大安寺本堂ほか

集合場所 大安寺駐車場(福井県福井市田ノ谷町21-4)
解説者 文化財建造物保存技術協会技術職員
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 15名(申込先着順)
参加費 無料
申込方法 9月24日(金)までにE-mailにて、タイトルに「2021建築文化探訪申込」、
本文に「氏名・所属先・連絡先(TEL、E-mail)」を明記のうえ、お申し込みください。ヘルメットがある方は当日お持ちください。
申込先・問合せ 福井大学 工学部建築建設工学講座 山田研究室
E-mail:takeharu@u-fukui.ac.jp
詳 細 北陸支部Webサイトをご覧ください。
http://hokuriku.aij.or.jp/

講演会「石川県の文化財建造物」

 北陸新幹線の金沢開業以後、歴史的な町並みを活かした金沢のまちづくりが注目されるようになりましたが、コロナ禍の現在は観光地も再び静けさに包まれています。金沢を含む石川県下の文化財建造物への取り組みを通して、今後の文化財保護と観光振興のあり方について考えます。

主 催 日本建築学会北陸支部
日 時 10月9日(土)13:00~15:00
会 場 オンライン(Zoom)
講演者 山崎幹泰(金沢工業大学教授)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 100名(申込先着順)
参加費 無料
申込方法 10月1日(金)までに、E-mailにてお申し込みください。
申込先・問合せ 金沢工業大学 宮下智裕
E-mail:miya@neptune.kanazawa-it.ac.jp
詳 細 北陸支部Webサイトをご覧ください。
http://hokuriku.aij.or.jp/

近代建築見学会および講演会「西脇市立西脇小学校(国指定重要文化財)」

※開催中止※

 今回は、2019年に保存活用のための改修が竣工し、2021年に国の重要文化財に指定された「西脇市立西脇小学校(旧西脇尋常高等小学校)」の木造校舎を見学いたします。併せて、その改修のあり方や文化財の今後について考えるための講演会を開催いたします。
西脇小学校の校舎は、戦前から戦後にかけて兵庫県を拠点に活躍した建築家 内藤克雄(1890-1973)の設計により、1937年に竣工しました。当建物は、下見板張りのシンプルなものが3棟平行配置されていますが、要所にセセッション風の装飾が施されており、2008年には兵庫県の景観形成重要建造物に選定され、映画「火垂るの墓」のロケ地としても使用されました。
 2013年7月に、耐震性の問題を理由にデザインを模したRC造の校舎への建て替えが西脇市より発表されましたが、卒業生を中心とした市民による保存活動や、日本建築学会近畿支部による保存要望書の提出などの働きかけにより、2015年2月には3棟とも保存活用することが決定されました。その後、神戸大学の足立裕司名誉教授らが中心となって改修が行われ、2019年に竣工しました。その改修は高く評価され、2020年にはグッドデザイン賞とウッドデザイン賞、2021年にはBELCA賞(ロングライフ部門)も受賞しています。
 今回は、当建物の見学とあわせて、改修を主導された足立裕司氏からは同校舎の改修のあり方についてを、また、文化庁地域創生本部研究官として2018年の文化財保護法の改正に深く関与された村上裕道氏からはこれからの文化財のあり方についてご講演いただき、当建物の今後を考える機会としたいと思います。

主 催 日本建築学会近畿支部
日 時(予定) 10月もしくは11月の土日祝日
会場および見学先 西脇市立西脇小学校(兵庫県西脇市西脇656-1)周辺地図

西脇市立西脇小学校(兵庫県西脇市西脇656-1)

・見学会
解説者 足立裕司(神戸大学名誉教授/西脇小学校保存改修計画・工事統括責任者)
笠原一人(京都工芸繊維大学助教/日本建築学会近畿支部近代建築部会主査)
集合場所 お申し込みいただいたのち、ご返送する参加証にて行事の詳細とともにご案内いたします。
備 考 使用中の場所は見学できませんのでご了承ください。
・講演会
講演者 足立裕司(前掲)
村上裕道(京都橘大学教授/兵庫県教育委員会参与)

対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 30名(申込先着順)
参加費 無料(資料代は実費徴収)
申込方法 FAXまたはE-mailにて、「氏名、所属先名、連絡先(TEL,FAX,E-mail)」を明記のうえお申し込みください。なお、近畿支部Webサイトからもお申し込みいただけます。
※県内の感染状況を鑑み、本年度は開催中止といたしました。
 誠に恐れ入りますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
申込先・問合せ 日本建築学会近畿支部事務局
TEL:06-6443-0538 FAX:06-6443-3144
E-mail:aij-kinki@kfd.biglobe.ne.jp
詳 細 近畿支部Webサイトをご覧ください。
http://kinki.aij.or.jp/

講演会・見学会「気候変動から広島の建築・まちづくりを考える」

 地球温暖化に伴う気候変動が進み、各方面での影響が懸念される中で、広島における気候変動の影響の現状を学び、建築・まちづくりでの対応(特に適応)を考えます。また被爆建物であり、重要有形文化財である広島市江波山気象館の見学を行います。

主 催 日本建築学会中国支部環境工学委員会
共 催 広島市江波山気象館
日 時 10月23日(土)12:30〜14:50
会場および見学先 広島市江波山気象館(広島県広島市中区江波南1-40-1)周辺地図

広島市江波山気象館(広島県広島市中区江波南1-40-1)

・講演会
講演者 脇阪伯史(広島市江波山気象館主幹学芸員)
中山哲士(岡山理科大学准教授)
内田龍彦(広島大学准教授)
中村好宏(広島県環境政策課)
寳澤 徹(熊野町建設農林部)
田中貴宏(広島大学教授)
・見学会
集合場所 広島市江波山気象館
解説者 広島市江波山気象館職員

対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 50名(申込先着順)
参加費 無料
申込方法 E-mailにてお申込みください。
申込先・問合せ 日本建築学会中国支部
TEL:082-243-6605 E-mail:chugoku@aij.or.jp
詳 細 中国支部Webサイトをご覧ください。
https://chugoku.aij.or.jp/

講演会・見学会「登録有形文化財建築探訪『西条栄光教会-浦辺鎮太郎が残した形とは』」

 西条栄光教会は、戦後間もない1951年に、当時倉敷レイヨン営繕部に在籍した浦辺鎮太郎が設計した木造のモダニズム教会建築です。2017年1月に所有者からの耐震および文化財的配慮による改修工事の意向を受け、2020年3月に一連の建物の改修が完了し、2021年2月に登録有形文化財に登録されました。
 今回の講演会では、当建物の建築史的価値と保存再生状況や登録有形文化財としての価値を改めて考えます。また、当時の歴史的背景も捉えつつ、浦辺鎮太郎が設計した西条市内の建築物にも触れながら、西条市のこの地に残した形について考えるとともに、見学会も併せて実施することで、西条栄光教会の魅力に触れる機会とします。ぜひ、ご参加ください。

主 催 日本建築学会四国支部愛媛支所
後 援 愛媛県建築士会、愛媛県建築士事務所協会、日本建築家協会四国支部愛媛地域会ほか
日 時 10月30日(土)13:00~16:00
会場および見学先 西条栄光教会(愛媛県西条市明屋敷236-10)周辺地図

西条栄光教会(愛媛県西条市明屋敷236-10)

1)見学会
日 時 10月30日(土)13:00~13:30
備 考 どなたでもご自由に見学いただけます。
2)講演会
日 時 10月30日(土)13:30~16:00
講演者 松隈 洋(京都工芸繊維大学教授)
和田耕一(和田建築設計工房代表)
真鍋和年(愛媛民芸館館長)
古谷健司(西条栄光教会牧師)
コーディネーター 曲田清維(愛媛大学名誉教授)

対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 50名(当日先着順)
参加費 無料
申込み 事前申込み不要。直接会場へお越しください。
問合せ 日本建築学会四国支部愛媛支所 橘 亮、伊藤 亮
〒790-8570 愛媛県松山市一番町4-4-2
愛媛県土木部道路都市局建築住宅課内
TEL:089-912-2755 FAX:089-941-0326 E-mail:aij_sc_eb@yahoo.co.jp
詳 細 四国支部Webサイトをご覧ください。
http://news-sv.aij.or.jp/shikoku/

見学会「鹿児島麓散歩」

<開催中止>

 日本の原風景の一つに、山裾に田畑が広がり、鎮守の杜や屋敷林の樹木の合間に茅葺きや瓦葺きの屋根が見え隠れする美しい景観があります。一般的には、それらを麓の風景と呼びますが、鹿児島の「麓」は、近世の薩摩藩が治めた集落を「麓」と呼び、旧薩摩藩の領内に、武士を集住させた約125ヵ所の「麓集落」がありました。鹿児島県内に約100ヵ所、宮崎県下にも20ヵ所を越える「麓集落」があったと考えられており、国境の麓は防衛の役目を担い、河川や街道にも「麓集落」が配されたため、「薩摩は城を造らず、人をもって石垣となす」とも言われてきました。そして、これらの「麓集落」では、熊本以北の街並みとは異なる、風土に根ざした美しい景観が培われてきました。「麓集落」は、石垣と生垣、武家門、井水や用水路、平屋の住宅群が並び、明治、大正、昭和の各時代に継承、更新されながら鹿児島の地域の経済や文化を担ってきましたが、過疎化や高齢化の中で長年培われたそれらの景観が失われようとしています。
 今回は、その「麓集落」のなかでも薩摩半島の集落を散策し、国の重要伝統的建造物群保存地区として1981年に選定され、すでに35年以上経過した知覧麓と、2019 年に選定された南さつま市加世田麓を中心に巡るバスツアーを行います。また、東シナ海に面した秋目麓等を巡り、麓集落の魅力と鹿児島の自然を体験いただきたいと思います。

主 催 日本建築学会九州支部鹿児島支所
日 時 10月23日(土)8:30~18:00
見学先 知覧麓、川辺温泉、秋目麓、加世田麓ほか周辺地図

知覧麓、川辺温泉、秋目麓、加世田麓ほか

集合場所 鹿児島中央駅西口8:30集合
解説者 鯵坂 徹(鹿児島大学教授)
対 象 どなたでもご参加ください。
定 員 25名(申込先着順)
参加費 4,500円
※参加者数に応じて、参加費が変更となる場合がございます。
申込方法 9月30日(木)までに、E-mailにてお申し込みください。
※本年度は開催中止となりました。
 誠に恐れ入りますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
申込先・問合せ 鹿児島大学 横須賀洋平
E-mail:yokosuka@aae.kagoshima-u.ac.jp
詳 細 九州支部Webサイトをご覧ください。
http://kyushu.aij.or.jp/