30年後の都市と、建築のためのウェブプラットフォーム

閉じられたオープンスペース

これまで地域とプロジェクトサイトをつなぐべくデザインに取り組んできた。その際には「いかに地域に開くか」を考えると同時に「いかに地域に閉じるか」を考える必要があると感じている。プライベートな空間とパブリックな空間をつなぐ場所であるランドスケープ空間において、地域に開いたパブリックスペースを併設しながらも同時に地域に閉じた身内な空間(コモンスペース)をつくることが重要だと考える。それはこれまでのパブリック・プライベートの二元論的な考え方に新たなコモンという日本が元来より培ってきた空間形式を取り入れることでもある。

大野暁彦

株式会社SfG landscape architects/名古屋市立大学
専門分野|ランドスケープデザイン・景観デザイン
活動地|全国
生まれ|1984

[現在のプロジェクト]
私はランドスケープアーキテクトとして、2015年から東京で独立し活動を始めている。主なプロジェクトは、小さな庭のプロジェクトからカフェ、結婚式場、マンション、公共文化施設、再開発といった大規模なものまでスケールは大小様々である。しかしながらほとんどのプロジェクトは、都市においては小さな点であるため、私はそれぞれの敷地と地域を関係づけていくことに挑んできた。これは私が提案しているということもあるが、一方で施主側や建築設計者側からも求められることが多くなっている。それぞれの場所に合わせて地域と関係づける手法は異なるが、例えば「リノア新松戸」では、マンションでありながら地域に対して開放的な外部空間を提供し、また地域に残る森の再生を図ることで地域との連続性を高めている。また、「アクアマリンふくしまクウェート・ふくしま友好記念日本庭園」プロジェクトでは地域の荒れた竹林の竹材した構造物を構築し、また地域の防潮林から種をとることで地域の自然資源を活用・保全を図っている。
20162018環境空間性シェア

1,2枚目:2017年度、3枚目:2018年度

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