30年後の都市と、建築のためのウェブプラットフォーム

架橋性の空間

私たちは小さなプロダクトから大きな都市まで同時に享受した環境で暮らしている。しかしそれらを計画する上では、スケールを横断するごとに制度による切断、意味の切断を免れることはできず、結果的に私たちは過度にぶつ切りにされたものやことが雑多にばらまかれた環境に身を置かざるを得なくなった。またそうした実態を横断するかのように張り巡らせれた情報によって環境を受け取り、物語として理解し咀嚼する身体が生まれている。
こうした身体のための居場所を「架橋性の空間」と呼ぶこととする。それは、ものや建築、都市といった枠組みを跨いで、もしくはその間、その関係を見直すことにより生まれる場であると同時に、個人が属し、つながりあった共同体を包摂する空間である。それはみんなの手でつくりあげることが重要であるかもしれないし、かつてはあったが今はない空間を共同体のために再起させることかもしれない。

浅見泰則
田村尚土

建築設計事務所/株式会社ディックス
専門分野|意匠/構造
活動地|愛知県
生まれ|1982

[現在のプロジェクト]
建築家と構造家による設計チーム。
私たちの身体から離れないまちづくりを主眼におき、空間設計の活動を行っている。
プロジェクト1
「crowd of cloud」は、今後縮小が免れ得ない愛知県新城市でのプロジェクト。誰でも扱えるアルミ風船と簡易な接合部により、街中を時間とともに移ろう雲のような構造物=まちの公共空間を設計している。まちの人たちの手でつくり維持し、醸成していく公共空間づくりの方法の提案である。
プロジェクト2
「五ヶ瀬の再生橋梁」は、災害によって崩壊した橋梁を自然の体感装置として再生する計画。自然との距離と場所のスケールから架構形態を導きだし、地域のための拠点の設計をしている。
空間性場づくり参加

コメントを残す

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

*

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。