30年後の都市と、建築のためのウェブプラットフォーム

一瞬の積層

極めて身近で身体的なことが、お互いを意識し、考えるきっかけとなる。夕日や星空、木々の豊かさに触れ、感動を覚える。初めて会った人が共通の趣味をもっていた、異性の容姿や性格が気にいった、暑いときに見つけた木陰や川、ベンチかもしれない。その感動は一瞬かもしれないが、嫌なことを忘れたり、未来への希望を与えるものであるはずだ。環境に対する心の動きを共有することで、人は人と繋がることができるし、また人はその状況と繋がり、その場所を分かち合う事ができる。 環境に呼応した立体作品を通じて今という愛すべき一瞬を作る事ができれば、未来への景色を繋ぎ、人と場、人と人を繋いでいくことができると信じている。建築、ランドスケープ、インテリアや家具、メディアといった分野においても、境界を飛び越え心動かされる一瞬を繋げ積層させていく事こそ、新たな未来へと続く今という景色の始まりではないだろうか。

四方謙一

個人
専門分野|美術
活動地|東京&松戸
生まれ|1983

[現在のプロジェクト]
環境と呼応し新たな景色を作る立体・平面作品を美術、建築、デザインの領域の交叉の中で制作している。それは周辺の状況や人々との関係を繋げていくことであり、その場と立体が常に変化し新たな未来へと繋がる、今という景色を作ることに繋がるはずだ。 現在、大阪の集合住宅、ゲストハウス室内、都内集合住宅など建築空間におけるパブリックアートやいくつかのアートプロジェクトで作品設置が進行中である。大阪駅から徒歩圏内に位置する集合住宅の外部エントランスへの作品設置では、大通りとの交差点に面すること踏まえ、都市空間全体と建築個体の常に変化し続ける”場”が集約する接続点、その場所の記憶を喚起させるような作品となるよう計画を進めている。作品自身が周辺環境と共に成立することに必要な構成や構造、内外に生まれる表情、立体外への影響を勘案しながら、隣接する様々な状態や状況を繋げる装置のような作品となることを目指している。
2016環境空間性職能の拡大

コメントを残す

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

*

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。