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選ばれるまち

各地のまちづくり戦略の中でよく目にするのは『選ばれる』という言葉である。人口減少社会において自分たちの地域を盛り上げてくれるような人物に『選ばれる』ということは、地域を持続させていくために欠かせない要素の1つであり、まさに日本各地が生き残りをかけて選ばれるための戦いを繰り広げているのである。これからさらに人口が減少していくにつれて、各地域の選ばれるための競争は激化するだろう。そのとき、どれほどの地域が満足した結果を出せているだろうか。目先の成果に振り回され、疲弊する地域で溢れかえる可能性も大いに考えられる。そうならないように、我々のような建築を学んだ者が、日本全体を鑑みながら、住民と共に地域の未来を想像し、人口規模に応じた地域モデルを描き、確実な一歩を踏み出すためのサポートを行うということが求められるのではないかと考えている。

友渕貴之

和歌山大学
専門分野|意匠/計画
活動地|和歌山/宮城
生まれ|1988

[現在のプロジェクト]
人口減少社会における地域運営方法についての試行的実験
1.気仙沼市大沢地区における復興まちづくり
 東日本大震災による被災地の1つであり、集落住民の70%近くが地区を離れた生活を余儀なくされた大沢地区を対象に再び地区に戻り、日常を取り戻すための支援を行っている。アプローチ方法は多岐に渡るが、大沢地区を中心に地区を離れた住民や地区にゆかりのある人々を巻き込んだコミュニティを構築することにより、持続的な集落運営モデルを構築するための試行を行っている。
2.地方都市和歌山におけるまちづくり
 大学進学時の県外流出率全国1位の和歌山の県庁所在地である和歌山市を対象に地方都市の更新方法について試行を行っている。現時点では、遊休不動産の更新方法について検討を行っている。1つは遊休不動産の段階的更新方法の検討。もう1つは遊休不動産を運営するために必要なソフトの創出である。ソフトの創出とは、人々の趣味趣向を育み、新たな行為・ニーズを生み出すということであり、育むための方法について試行を行っている。

集落と地方都市を対象に、持続的な地域運営モデルを構築するための方法を検討している。
20162017地方福祉教育地域資源場づくり更新サスティナビリティ

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