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中村睦美

Speelplaats
専門分野|集落計画
活動地|東京都
生まれ|1993

[現在のプロジェクト]
2016-17年にかけて中国・貴州省の少数民族地域の集落調査に取り組んだ。貴州省はミャオ族・トン族といった民族の居住地域であり、農耕を営み、山間の斜面に沿うように住居を形成している。地形に合わせた有機的な変形を成す木造の住居群は集落のアイデンティティである。中国では1980年代より、農村地域の貧困問題解決、と民族のアイデンティティを再認識する目的として少数民族地域の観光開発を進めた。辺境の山間集落でも急激に増加する民宿や民芸品店。民宿の営業や民族舞踊のショーに出かける人々。農村集落の日常と祭祀に観光という軸が加わり、生活様式、居住空間の変化が見られるようになった。そしてある集落では重要な祭祀空間である広場が、開発の一環で場所が移動されており、今では集落の中心地として機能している。昨今話題の絶えない政治情勢の影響は免れないなかで、集落構造や木造構法を引き継ぎつつ更新していく少数民族集落は「この道しかない」のか考えていきたい。

参加セッション:セッション29「リノベーションの新時代はアジアから拓くか?」
2019地域資源ローカリティサスティナビリティ

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