津川恵理

Diller Scofidio+Renfro in NY(2018 3/1~)
専門分野|意匠
活動地|東京都
生まれ|1989

[現在のプロジェクト]

建築は構造を持つため動きません。動かないことが建築の魅力だと捉え、建築の中で常に動く人間の感性や行動学、関係性、外からの環境等を設計に捉え、竣工後に多くのストーリーが如何に生まれるかを志しています。
01._例えば、一枚の布に一寸のスリットだけがデザインされたISSEY MIYAKEの” MADAME T “から着想を得て、公園を設計しました。これはLe Corbusierの” Modulor “ とEdward Hallの” Proxemics ”の規則性を統合して新しい寸法体系を見出し、素材に細かく寸法を与えるのではなく、限定された寸法を限られた箇所にだけ与えました。そして、物質と人との関係性を各人が素材と対話しながら定め、個人の思想の差異が空間に表れるよう設計しました。
02._また、物質的には動かないけれども、時間が経過し、人が動くことで視覚的に変化するインスタレーションをデザインしました。手法としては、透過性のある様々な色彩の布を重ね、そこに同系色・補色等の色彩の照明をローテーションで布に照らすことで、彩度が消失したり異色に変容したり、諸所で動いているように見える仕掛けとなっています。また人が動くことで色彩の重なりが変容し、躍動感のある空間を設計しました。
003._最後に、これは境界について新しく定義した公共空間を設計しました。境界とは、「何かと何かの間」ではなく、「何かを感じた瞬間」と定義し、物理的な建築が持つ境界を越えて、嗅覚・聴覚・視覚・記憶等、人の感覚で捉えられる境界を” Feeling Scape ”と名付けて表現しました。そのような不可視な境界の重なり合う箇所に、シンプルな装置をプロットすることで、既存にはない新設のアクティビティ(新しい境界)が利用者の間で生まれることを目指しました。

2017 材料海外環境職能の拡大
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