長谷川健太
柿木佑介+廣岡周平
PERSIMMON HILLS architects
専門分野|意匠
活動地|東京、神奈川、大阪
生まれ|1986, 1985
[現在のプロジェクト]
山梨県富士吉田市のホステル:大手企業が撤退して空き家となっていた駅前ビルを改修してホステルへと転用する計画。地方都市の中規模物件の屋外空間等の余剰を公共的な場として設えていき、地域に開きながら観光の拠点とする。
和歌山県冷水浦の集落宿:限界集落の空き家を大工が購入し、そこに住みながら自ら改修工事をし、集落の人たちと交流し、集落に宿泊できるゲストハウスとして運営していく計画。大工、デザイナー、建築家が互いの職能を越境しながら集落を再生していく。
地方では人口減少に伴いこういった空き家が増えている反面、土地や建物の取得費が安くなり、利益優先ではないその地域ならではの面白い事業が展開し易く、反転して良質な観光資源になる可能性を秘めている。
他にもコンペで審査委員としてDestination Developmentという出題をし、建築と観光が地域発展のツールとしてどう機能するかを問いかけている。