かまくらスタジオ

福井啓介

株式会社かまくらスタジオ
専門分野|意匠
活動地|全国(主に、東京、千葉、愛知)
生まれ|1982

[現在のプロジェクト]

千葉県流山市の、駅から近い新興住宅地に、 住む場所であり、働く場所であり、人が佇める場所をつくるプロジェクトです。 施主はここで家族と寝食を共にし、働きながら、地域の人達とコミュニケーションを とり、『街の相談役』として過ごそうとしています。 そこで我々は、一階に地域の人が集まれるような共用空間を設け、施主がその空間で 働きながら、上階の家族ともコミュニケーションが取れるよう計画しました。 その共用空間は、駅へつながるオープンスペースと、敷地に付帯している裏路地を繋 ぐように敷地内に設けられ、向かい合う2棟の建物から賑わいが溢れ出します。 敷地の東、南側に隣家が迫って建っているため、建物を切り欠いてつくったような共 用空間は、採光上も有効な役割を果たします。自分達の為だけに採光をとり、前面道 路に影を落とすのではなく、取り入れた光を街の人と楽しげな形で共有する工夫をす ることで、街に貢献する光の公共性の提案を行っています。 空間と活動、体験を共有する、ここにいる多くの子供と大人が自然に集まって楽しめ る、そんな建築になる事を期待しています。

2018 景観福祉空間性自発性

かまくらスタジオ

TOPに戻る

Turn your phone

スマートフォン・タブレットを
縦方向に戻してください