中島亮二


専門分野|計画
活動地|岐阜県高山市
生まれ|1992

[現在のプロジェクト]

岐阜県、飛騨高山の農村集落に築150年余の蔵がある。校倉造2階建て、農家住居に隣接している。背後には、1980年代に開発された農業団地と飛騨山脈が広がる。栽培作物のホウレンソウやトマトは日本有数の生産量を持ち、地域基幹産業となっている。人口減少やインフラ老朽化など、全国的な課題の他に、観光地における住民の生活文化向上や農業における技術更新・後継者不足など、課題は多領域に渡る。これらの課題背景をふまえ、営農研究施設・ギャラリー・アトリエ・図書機能等が複合した場所をつくりたいと考えている。その総称のモデルとして、ひとまずオルタナティブスペースとした。既存の都市構造や産業空間を読み替え、もうひとつ別の機能を付加することで、農村・農地において交流人口の増加、生産・労働基盤の充実などを実現し、上述の課題にアプローチすることが本プロジェクトの目的である。この蔵は自宅にあり、私は、現在家業の農業に従事している。

2018 地方場づくり更新

tsutomu yoshizaki

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