わがこと

地域づくりに関する人材育成研修の他、基礎自治体や住民自治組織等と連携した産業振興、福祉、環境等の計画策定支援を行う中で、「わがこと」として活動する市民をいかに増やすかが重要であると感じている。「わがこと」としてワクワクしている様子は少なからず伝播する。自ら楽しむことによって、人が動き集まりワクワクが拡大する。ワクワクが拡大するとまちがいきいきとする。単純化するとこのような図式を思い描きその支援を行っている。人口減少、少子高齢化の進む地方での課題は山積しているが、そこに住まう主体が自発的に責任をもって地域の未来を選択できる可能性は拓けている。「わがこと」を起点としたチャレンジの連鎖により建築を含めた都市の魅力が向上していく。

又吉重太

株式会社エブリプラン
専門分野|まちづくり/行政計画
活動地|中国地方
生まれ|1985

[現在のプロジェクト]

多くの自治体で、市民活動団体や住民自治組織が主体となった「まちづくり活動」に期待が高まる一方、地域で活動する多くの団体・組織からは、次世代を担う人材の確保・育成や、継続的に活動を行うためのサポート体制の充実を望む声が聞かれる。
このような中、広島県とともに特に若手人材の不足が問題視される中山間地域を舞台に活動する若者を育成する事業に取り組んでいる。「中山間地域を舞台に活動する若者」と言ってもそのスキルや熟度は様々であることから、「これから活動を起こしたいと望む個人」と「既に地域で活動しさらに活動の展開を望む団体」に区分し、全6回の連続研修を実施している。現在2期目を迎えたこの研修では、学生から地域おこし協力隊、主婦など様々な属性の主体が集まり、全県的なネットワークが形成されつつある。

2016 マネジメントローカリティ教育
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