対象:
①1980年〜1989年生まれ
②建築の教育を受けた方、または、
建築に関する活動を実践している方
※学会への加入は問いません
定員:130名(定員に達した場合、当委員会で選定致します)
※原則個人での応募とします(グループでも可)
応募方法:
本エントリーページよりご応募ください。
応募締切日:2016/7/31 (日)
会期中の運営に関わって頂ける
サポートスタッフ(学生可)を募集しています。
ご希望の方はこちら
7/31 (日) | 参加者エントリー締切 |
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8月中旬 | 参加者決定通知 |
8月末 | “フォーラム”、“展示”概要決定 |
8月中旬〜9月中旬 | “ウェブサイト”での事前議論 |
9/29 (木) 10:00~17:00 | 事前搬入 ※遠隔地の場合郵送可※持ち込みは建築博物館ギャラリーへお願いします。 |
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9/30 (金) 10:00〜21:00 | 設営 ※応募者による設営をお願い致します。 |
10/1 (土)〜10 (月) | “フォーラム”“展示”当日 ※期間中、最低一回の「フォーラム」への参加をお願いします。 |
10/11 (火) | 完全撤収 ※遠隔地の場合郵送可※ホールの撤収は10 (月) |
3月 (予定) | “ブック”刊行 |
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建築に、未来の価値は期待できるのでしょうか。分野や組織の垣根を越え、学術、技術、 芸術を統合する日本建築学会だからこそ可能な、コレクティブで建築的な実践とはいかなるものなのでしょうか。
本企画は、日本建築学会創立130周年の記念事業として、建築文化週間が始まった1986年前後に生まれた建築関係者を、130人を目標に集め、若い世代の活動の中に建築の未来を見出すためのプラットフォームです。科学技術が発展した近代以降、多くの建築家が構想してきた「未来」像 は常に、その鮮やかさで人々の現在を牽引してきました。しかしながら、社会における価値の多様化と成熟の中では、シンプルな未来像はそのリアリティを失いつつあります。私達がリアリティを持ちうる未来とは、現在の中にこそ照射 (プロジェクション)されるべきではないでしょうか。特にこれからの未来を生きる若い世代の現在の中において、です。 そしてその現在は、一つではなく、未来もまた一つではありません。それぞれの実践(プロジェクト)にみる一つ一つの未来の予兆が、パラレルワールドのように少しずつ関連しあいながら並走する、そのまとまりを建築の未来として語り合い、広く社会に問う、それがこのパラレル・プロジェクションズの存在意義です。
このプロジェクトでは、“フォーラム”、“展示”、“ブック”、“ウェブサイト”という4種類のメディアを駆使し、”パラレル・プロジェクションズ”を多角的に表現します。
1980年代生まれを中心とした参加者は、それぞれ同じ年代に生まれ、建築を生きるフィールドに選び、今の社会や都市を取り巻く状況を建築という視点から少なからず共有した人たちといえます。それぞれの未来の予兆に対して豊かな想像力を行使し、それぞれのプロジェクトを未来へと進めていくためのより良い協働のかたちを見出したいと考えています。
現在のプロジェクトの中から未来の予兆を探る
これからの協働・コラボレーションのかたちを見出す
東京都港区芝 5-26-20
担当委員 | 辻 琢磨 | 403architecture [dajiba] 共同主宰 川勝真一 | RAD共同主宰 |
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副担当委員 | 藤村龍至 | 東京藝術大学准教授/RFA主宰 大森晃彦 | 建築メディア研究所代表 |
マネジメント・PR アートディレクション ウェブサイト制作 会場デザイン |
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藤末萌 藤井北斗 (hokkyok) 増本泰斗 アイボリィアーキテクチュア |
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本プロジェクトの参加者による共同的な作業によって、現在の実践を未来へと投射する場をつくりだします。プレゼンテーション、ダイアローグ、シンポジウムなど、複数の議論の形式を設定し、「建築界の声を一つにする協働・コラボレーションのかたちを見出す」という目的の達成を試みます。本プロジェクトへの参加者一人一人がこのフォーラムをともにつくり上げるゲストスピーカーです。
参加者130名の現在の研究や取り組みなどの実践(プロジェクト)と、未来に向けたキーワードの提示を、各種メディア形式で展開します。未来(プロジェクション)は、想像上のユートピアにではなく、現在の実践(プロジェクト)の中に予兆として存在すると考え、すべての出展物がフラットに、かつそこに階層構造よりも豊かなネットワークが感じられるような展示を想定しています。
建築会館を舞台に繰り広げられたディスカッションやフォーラムの内容(展示作品等)とそこから生まれたメッセージを、紙媒体として残し、広く社会に提示します。
本企画のウェブサイト※は単なる告知媒体ではありません。会期前は出展者、協賛企業の事前プレゼンテーションの機会となると同時にフォーラムでの議題やゲストの組み合わせなどを公開して決定するためのプラットフォームとなり、会期後は若い世代の実践と未来への展望をアーカイブする機能を担います。
※本ウェブサイトと別に特設ウェブサイトをオープン予定です。
※お問い合わせは上記メールアドレスまでご連絡ください。
日本建築学会事務局とは別窓口となります。
一般社団法人日本建築学会は、会員相互の協力によって、建築に関する学術・技術・芸術の進歩発達をはかることを目的とする学術団体です。1886年(明治19年)に創立されて以来今日にいたるまで、わが国建築界においてつねに主導的な役割をはたしてきました。現在、会員は3万5千名余にのぼり、会員の所属は研究教育機関、総合建設業、設計事務所をはじめ、官公庁、公社公団、建築材料・機器メーカー、コンサルタント、学生など多岐にわたります。
講演・展示事業等を通じて建築界および一般社会の建築文化の向上に寄与することを目的に、学会内に設置されている委員会の一つです。主な活動に、日本建築学会賞(作品)受賞者記念講演会の開催、建築文化週間(毎年10月に開催)などがあります。
委員長 : | 関野宏行 | 事業理事・佐藤総合計画取締役常務執行役員 |
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幹 事 : | 大森晃彦 | 建築メディア研究所代表 田中元子 | モサキ代表 松田 達 | 武蔵野大学専任講師/松田達建築設計事務所主宰 |
委 員 : | 井内雅子 | 大成建設設計本部建築設計第5部設計室長 鵜飼哲矢 | 九州大学大学院准教授 小笠原伸 | 白鴎大学教授 加藤詞史 | 加藤建築設計事務所主宰 川勝真一 | RAD共同主宰 斎藤公男 | 日本大学名誉教授 佐藤 淳 | 東京大学准教授/佐藤淳構造設計事務所主宰 辻 琢磨 | 403architecture [dajiba]共同主宰 濱野裕司 | 竹中工務店東京本店設計部設計ISD部長 藤村龍至 | 東京藝術大学准教授/RFA主宰 本江正茂 | 東北大学大学院准教授 |