About

[ 開催概要 ]

本企画は、日本建築学会というプラットフォームの価値を最大限に駆使して、建築に関わる人材を一同に集め、分野や世代、価値観が並走する複数のセッションを通して、建築の現在的な意義を共有し、発信するための運動体です。

[テーマ]

"プロジェクト・リノベーション"

私たちは本企画において、2016年から200組を超える参加者と合計22のセッションを重ねて参りました。その中で、このプラットフォームの意義について改めて議論を重ね、
①協働可能性の追及
②分野や世代を超えた交流
③プロジェクトの相互批評
④継続自体が有効に働く枠組
の4要素にプラットフォームの意義を整理しました。
これらにもとづき、2018年のテーマは「プロジェクト・リノベーション」と題して、参加者個別のプロジェクトを相互に批評し、今後の協働可能性やオルタナティブなアウトプットを模索しながら、未来に向けて建築の考え方を推進させる「理念、テーマ、方向性(=プロジェクション)」の「更新(=リノベーション)」を図るものです。建築の歴史の中で繰り返し議論されてきた建築の公共性や地域性、生産から教育やメディアのあり方などのプロジェクションの深化を図るために、個々のプロジェクトが参加者同士で共有されることで、今まで以上により実践的で、深く現実に影響を及ぼすような人とプロジェクトのプラットフォームを目指します。

※プロジェクト条件
・公表可能であること
・「プロジェクション」を深化させる可能性を持つこと
・建築に関するプロジェクトであること(アウトプットは問わない)

(プロジェクト参考例)
・新しい視点を得たい進行中のプロジェクト
・企画段階で事業相談やブラッシュアップ、今後の賛同者を得たいプロジェクト
・進行中で喫緊の課題に対する意見交換を考えたいプロジェクト
・竣工しているがその建築的射程や可能性を検証したいプロジェクト
・ペンディング中や構想段階で消化しきれていないプロジェクト
・プレゼンテーションの方法を思案中でより多くのフィードバックを得たいプロジェクト

[ 開催日時 ]

2018/10/21(日)10:00 - 19:00

[ タイムテーブル ]
□グループセッション (グループはエントリー情報から主催者側で振り分け、発表します)
10:00-10:30 セッションのための場づくり
10:30-11:00 自己紹介と各自プロジェクトの紹介
11:00-14:00 一つ一つのプロジェクトについて理解を深めつつ、その中から一つ、もしくはいくつかを組み合わせて、プロジェクトのブラッシュアップを図る。
14:00-15:00 ゲストメンターに伝えるための情報整理と簡単なアウトプット

□公開セッション
15:00-18:00 議論を継続しつつ、ゲストメンターが順次グループに加わり、プロジェクトのリノベーションをいかに実現していくかを議論する
18:00-19:00 全体討議。プロジェクトのリノベーションの先にどのようなプロジェクションが見えてきたかを全体で共有する

※公開セッションは、エントリーの有無に関係なく無料で参加(聴講)していただけます。

[ ゲストメンター ]

西沢大良|西沢大良建築設計事務所主宰/芝浦工業大学教授
高橋寿太郎|創造系不動産代表
川添善行|東京大学准教授
馬場貞幸|法律事務所A team / Arts and Law / 一般社団法人ライツアンドクリエイション理事
菊地マリエ|公共R不動産コーディネーター

[ 会場 ]

建築会館ホール(東京都港区芝 5-26-20)

[ 主催 ]

日本建築学会

担当委員
辻 琢磨|403architecture [dajiba] 共同主宰

川勝真一|RAD共同主宰
井上宗則|東北大学大学院助教

Contact

pp_info@aij.or.jp

※お問い合わせは上記メールアドレスまでご連絡ください。
日本建築学会事務局とは別窓口となります。