第8回高知県建築文化賞における県民審査

公開審査

レポート

第8回高知県建築文化賞における県民審査

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今年の建築文化週間では、高知県建築文化賞の応募作品を、高知県民の皆様に審査していただきます。
高知県建築文化賞は、高知県内唯一の総合的・専門的な建築作品賞であり、高知県内に竣工された建築物で、高知県の地域と環境に根ざし、社会的、文化的見地から極めて高い水準が認められる優れた作品に対して、その功績をたたえ、表彰することを目的としております。
最優秀の作品には高知県知事賞が贈られ、それ以外にも優秀賞や、若い建築家にチャンスをもたらす新人賞、高知県らしい木造建築を顕彰する木造文化賞、高知県の建築文化を支える優れた職人への職人賞を設けています。
今回の県民審査は、高知県建築文化賞実行委員会との共催で行います。応募作品(提出されたパネル)を審査会場に展示し、高知県民(一般入場者)一人一人が良いと思う作品に1位から3位まで順位を付け、投票する催しです。1位には3点、2位には2点、3位には1点のウエイト付けがなされ、総得点の多かった作品に県民審査賞を贈ります。
高地県民が良い建築作品に親しみ、作品を評価するこの催しに、たくさんの方々のご入場を楽しみにお待ちしております。

開催概要

主催 日本建築学会四国支部
共催 高知県建築文化賞実行委員会(高知工科大学、日本建築学会四国支部高知支所、高知県建築士会、高知県建築事務所協会、日本建築家協会四国支部高知地域会)
日時 2023年10月7日(土)13:30~17:00
(県民審査:13:30~16:00/開票:16:05~17:00)
開催地 高知工科大学永国寺キャンパスA210(高知県高知市本町4-3-30)
対象 どなたでもご参加ください。
参加費 無料
申込み 事前申込み不要。直接会場へお越しください。
問合せ 日本建築学会四国支部 木下康子・大谷英人
〒782-0003 高知県香美市土佐山田町宮ノ口185 地域連携棟201
TEL:0887−53−4858 E-mail:aijsc@kochi-tech.ac

開催レポート

 第8回高知県建築文化賞における県民審査は、10月7日(土)13:00~16:00、高知工科大学永国寺キャンパスA210において開催され、県民、建築士事務所の方々、大学院生・学生等47名が審査に参加した。

■県民審査の方法
 第8回高知県建築文化賞の応募作品提出数は、11作品であった。県民審査の方法等は、11作品の中から1位~3位を決め、会場内にある作品番号が書かれた投票箱に投票する形式とした。ただし、投票は1人1回とし、一つの作品に一枚の投票用紙を入れる。採点は、1位を3点、2位を2点、3位を1点とし、その合計点にて順位を決定した。

■県民審査の結果
 開票の結果、1位に「三角のアトリエ」、2位は「香美市立図書館かみーる」、3位は「土佐市複合文化施設つなーで」となり、県民審査賞は「三角のアトリエ」となった。

[大谷英二/高知工科大学名誉教授]

県民審査会場の風景
県民審査賞を受賞した「三角のアトリエ」内観

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