カルチベートトーク2023
日本庭園は現代ランドスケープのルーツか?
単純に「外構」と呼ばれていた、建築の外・余白部分。現在は世界的にも「ランドスケープ」「ランドスケープデザイン」との言葉が浸透し、その重要性が強く認識されています。そのなかでも特に世界にも注目されている、日本庭園、平安時代から続く日本が誇る「庭師・作庭家」の仕事とその作品。しかしその仕事や手法について、体系化された書籍はほぼない状況です。そこで今回、ランドスケープアーキテクト連盟会長の戸田芳樹氏を招き、日本庭園の根底に流れる歴史や思想を読み解き、その手法について解説していただくとともに、現代のランドスケープデザインについてのさまざまな実例にも焦点を当て、好事例のみならず助言や苦言も含めて楽しく語ります。