第12回 越前・若狭の建築文化探訪
ハーモニーホールふくい バックヤード見学会
福井県立音楽堂(愛称:ハーモニーホールふくい)は、芸術文化振興の中核施設として1997年に開館し、大ホールと小ホールの2つのホールを備え、幅広い演奏会に利用されています。建築設計は㈱日建設計、音響設計は㈱永田音響設計が行いました。福井の伝統民家をイメージした特徴のある外観で、音響設備にも大変優れた日本でも有数の音楽ホールです。今回の見学会では、設計者の方から建物について解説いただいた後、音響・照明設備や普段見ることのないバックヤードなども含めて建物内を見学します。また、運営事務局から文化振興、教育行政との連携など運営面での取り組みについても伺いながら、自然と風土を生かした建築と地域に根ざした文化・芸術施設のあり方について考えます。